#君のかけら

カケラ
moritz320 / Pixabay

ちっちゃな声で話す君
いつもそれは照れくさそうで…

大好きな笑顔で話す時は
いつもの3倍大きい声
君の楽しいや嬉しいが
わかりやすいね

いつだって想い出が
とっても綺麗で
君がとても愛しくて
立ち止まったままで
見えなくなった
君の後姿

怖がりなくせに裾をつまんで
隠した指の隙間から眺める
隣でうるさく可愛い君

嫌なことは歌を歌って
いつだって笑顔で答えれるように
君は悲しみを見せないようにしてた

部屋中に散りばめられた
たくさんの君のかけら
知らなかった わからなかった
君の心が落ちていた

”僕はいったい何を見ていたの?”

想い出を想い出に出来なくて
君がとても悲しくて
君が隠れて流した涙の数だけ
僕は今を過ごしているんだろう

いつかきっとなんて
曖昧な希望を抱いて
見えなくなった君を今頃
追いかけようなんて思った・・・

息を切らしながら追いかけて
転んでは這いつくばって
涙で見えないこの先に
きっといるって信じながら
君が頑張ってたあの頃のように・・・

今度は僕が頑張ってさ
君を見つけてみせる
その時が
ホントの「さよなら」だとしても

それが君へと続く道ならば
すべての悲しみや切なさも
受け止めていこう

あきらめるとか
もう一度とか
そんなんじゃなくて
君とまた笑えたらいいな・・・

大好きだった笑顔でいつまでもありますように・・・

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